第一印象とは、パッと見た目の感じ。
それなら美人や二枚目が絶対にトク。
自分はダメと思い込む人もいるかもしれませんが、実は顔かたちではなく、表情の与える印象のほうが強いのです。
ですから、面接室に入って最初の表情と挨拶が肝心になります。
緊張でこわばっていたりねそれが怒ったように見えたりしてはいけません。
晴れ晴れした軽い笑顔、さわやかな明るい声での挨拶を一世一代の演技のつもりで試してみましょう!
またお辞儀についてですが、お辞儀の仕方ひとつで、その人の性格や家庭でのしつけられ方がわかってしまうものです。
面接では会釈のような軽い礼では浅薄な印象になるし、深々と下げても慇懃無礼な感じになります。
まして首をコクンとやるような礼では子供並みです。
普通にウェスト部分から曲げて、頭と背すじがまっすぐになる姿勢が美しいのです。
このときはアゴをきちんと引くことを忘れてはいけません。
そして、面接での視線の向けどころについてですが、答えに迷ったり、考えてから返事をしようとすると、つい視線が下がってしまうことは、人間誰しも避けられません。
ところが下がった視線というのは、面接では「消極的」「気が小さい」「暗い」などの評価につながってしまいます。
質問にちょっと考えるときも、決して視線を下げないように心がけましょう。
向かい側にずらりと企業側の重要人物が並び、視線が一斉に自分に注がれると、まるで身の置き所がないような気がしてくるのが面接です。
ついうつむきがちになったり、視線を伏せてしまうのもいけませんが、あちこちに泳がせているのもダメです。
質問をしてくる試験管がいたら、まっすぐにその人に視線を向けて、相手の視線を受け止めましょう。
その際には、微笑みを絶やさず、決して睨みつけるような目つきにはならないこと。
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