独身女性が活動をするとき迷うのは、結婚後もその仕事を続けかどうかということでしょう。
面接でその点を尋ねられて、面白ければずっと続けてもいいという程度の答えをすると、寿退社の可能性を疑われ不採用というケースも考えられます。
もちろん、企業が結婚を理由に女性の合否を決めるのはいけないことになっています。
しかし、現実問題として、そうしたところでの判断はいまだに行われています。
また、中には結婚退職してくれるほうがありがたい、と考えている前近代的なところもあるわけで、その辺の会社の見極めはむずかしいものがあります。
補助的な職務内容の募集なら、あまり結婚退社にこだわらない会社が多いようですが、専門職となるとその可能性だけで不採用にされる場合もあります。
家庭と仕事の両立は絶対に無理と考えている人でも、企業側にはそれを絶対に悟られないようにしておくべきです。
また、既婚者の場合、いまでも既婚女性が正社員として再就職するのは難しいものがあります。
家庭第一になってしまって仕事に支障をきたすのではないか、という心配が雇用側に常にあるので、どうしても敬遠されてしまうのです。
本当に働きたい人は幾度も悔しい思いをしているでしょうが、面接で「結婚していますか?」と聞かれたら、「はい」とだけサラリと答えるだけにしておきましょう。
ここで、ムキになってつっかかってしまったりすると悪い印象になってしまいます。
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