「ハローワーク」とは、以前『公共職業安定所』という名前で呼ばれていた公的な転職・就職あっせん施設のことで、全国に約600ヶ所以上あるといわれています。
ハローワークに足を運んだことのある人ならばお分かりいただけると思いますが、「いつも混み合っている場所」というイメージがまず頭に浮かびます。
それゆえになかなか足を運ぶのが面倒に思ってしまう気持ちもよくわかります。
しかし、ハローワークは失業者にとってはもちろんのことですが、これから新しい会社を探そうと考えている転職希望者・就職希望者にとっても利用価値の高い施設なのです。
ハローワークの良い所、すごい所といえばなんといっても、ありとあらゆる業種のさまざまな企業の情報が集中している、という所です。
もちろん地元の企業の求人情報も載っているのですが、最近のハローワークではオンライン・システムが導入されているので、全国各地の求人情報を閲覧することができます。
このシステムによって、地元にいてはなかなか手に入りづらい他の街の求人情報をゲットできるので、転職・就職を成功させる確率がグンと高くなります。
ハローワークのサービスを利用するためには、求人登録をする必要があります。
所定の用紙に自分の情報(年齢、経験、希望する条件など)を記入し、担当係官に提出すればそれで完了。
この用紙を提出することによって、自分で探すだけでなく、担当係官が記入した内容と照らし合わせながら、「これは!」と思う企業を紹介してくれたりもします。
この担当係官と親しくしておくこともハローワークを利用して成功するポイントです。
なぜなら、この担当係官と親しくしておけば、希望する企業が見つかった時に、その企業に対して紹介状を書いてくれたり、企業の人事担当者と交渉してくれたりするケースもあるからです。
まずはおっくうがらないで、地元のハローワークに足を運んで、ハローワークの仕組み、システム、利用方法などをじっくりと観察してみるところからはじめてみましょう。 |