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辞表(退職願)の書き方(具体例)

                 退 職 願

                           私こと、
一身上の都合により、来る平成○年○月○日をもって、退職いたしたく、お願い致します。


    平成○年○月○日
              営業課主任 山田 太郎(印)

株式会社 ○○商事
代表取締役社長 ○○○○ 殿
@ 辞表 or 退職願

「辞表」とは、役員以上の役職の人が使う言葉です。
我々一般社員は、「退職願」とするのが正解です。

A 表題

「退職届」と「退職願」のどちらがいいのか迷うところですが、表題は「退職願」がもっとも適切な書き方でしょう。
「退職届」というのはいささか強めの一方的な言い方のように受けられがちなのです。

B 書き出し

書き出しの行の一番下に、「私こと」というように書き出してあるのには重要な意味であります。
これは、謙譲の意味がこめられています。
書き方としては「私こと」でも、「私儀」でも構いません。

C 退職の理由

退職理由については、いかなる場合であっても、「一身上の都合」とするのが一般的です。間違っても、「辞表(退職願)」に会社に対する不満や上司に対する文句などを書いてはいけません(たとえ、それが退職理由だとしても)。

D 退職日

退職日については、上司と相談のうえ決めていくのが適切ですが、退職日は、社会保険の負担額や、雇用保険の支給日などに影響を与えますので、よく考えましょう。
税金等のことを考えた場合、月の途中を退職日とするのではなく、やはり月末を退職日とした方が無難でしょう。

E 届出日

上司に辞表(退職願)を実際に提出する日を書きます。
これも退職日と引継ぎの時間などをよく考えたうえで、辞表(退職願)を届出する日を書くようにしましょう。
法律上では、退職願の提出時期については、「労働基準法」には提出時期云々の記述はありません。
意外にも、「民法」の方に、「最低2週間前に提出」となっています(民法627条1項)。
しかし、社内規定などがある場合が多いでしょうから、なるべくそれに則って提出した方がいいでしょう。

F 署名捺印

署名する際には所属部署名も必ず記入します。
捺印は必ず押します。
実印である必要はありません。

G 宛名

辞表(退職願)を実際に提出するのは上司に出すパターンが多いと思いますが、退職願の宛名のところには必ず会社の社長の名前を書きます。
名前はもちろん、フルネームで書きます。
この場合は、「様」ではなく、「殿」する方が良いでしょう。

H 便箋/封筒

用紙/封筒ともに、白地に無地のものを用意しましょう。
間違っても、色のついたものや、キャラクターか描かれたものなどで提出しないようにしましょう。
100円ショップなどでも売っている真っ白な便箋&封筒で十分です。
会社の封筒に入れて提出するのはもってのほかですよr(^^;)。

I その他

上の図では辞表(退職願)は、横書きになっていますが、実際には必ず縦書きで書きましょう。
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